君を想うとⅡ~Secret love~



心配?

そんなのウソだ。







早坂さんこそ私を認めてないんじゃないの?

桐谷慎に私は相応しくない…って思ってるんじゃないの??








じゃなきゃ、あんな目をして私を見ない。









ギスギスした気持ちを抱えながら早坂さんを見つめると




「俺はイブと慎を知ってるからね。
イブに似ているようで似ていない君を見ると…、不安になるよ。」





とため息をつく。









その表情を見て。

それ見たことかと正直思った。







ただ私が気にくわないだけなんでしょ?…と。









だけど…

窓の外を見ながらこう言った、早坂さんの言葉に私は凍りつく。







「君は似すぎているよ。
俺の妹、早坂伊吹に……。」







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