君を想うとⅡ~Secret love~
そして…
チラリとフロントガラスの向こうを見ると、私の両肩に手を置いて。
「困ったことがあったらいつでも連絡しておいで?」
何故か私の顔にグッと顔を寄せて、キスをするような体制で。
私の耳元で早坂さんはそう呟いて…“してやったり”とニヤリと笑ったように見えた後。
バンッ!!!!!!!!!
私の目の前のフロントガラスが、思いっきり叩かれる音が車内に響いた。
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