君を想うとⅡ~Secret love~
あ、アレは一生の不覚なんだからね~っ(涙)
嘆く私に、笑う桐谷慎。
「フフッ。
あのときの高宮は可愛かったよ。あえぎ声を我慢してる顔なんてかなりキタよね。」
そう言って。
桐谷慎は腰に手を回して私をギュッと抱きよせる。
「や、やめて~!!もう言わないで!!」
「なんで?
あんなに気持ちよさそうだったくせに。」
「……~っ!!
恥ずかしいのっ!!わかるでしょ!!??」
アレは…先週のことでした…。
お酒のせいもあって…
いや!!しようと思ってしたワケじゃないの。
流されたというか
無理やりといいますか
その場のノリといいますか……。
あの……
その……
早い話が…この部屋のベランダでいたしてしまったワケです……。
あの…Hなコトを…。