君を想うとⅡ~Secret love~
…~っ!!
イジワル!!!!
だけど今ちゃんと言わないと桐谷慎は本当に何もしてくれない。
だって…真性のドSだから(涙)
恥ずかしさを取るか自分の本能を取るか。
私は迷いながら
「やだ…。」
桐谷慎の袖口をキュっと掴んだ。
「え~?何がイヤなの、高宮。
ちゃんと言ってくれなきゃわかんないよ?」
桐谷慎は私の髪に指を絡ませながら、悪魔な笑顔で私に微笑む。
「用があるなら早く言って?俺ご飯食べたい。」
「…って…。」
「え~?何?
聞こえな~い!」
イジワル!!
「もっと…触って…!!!!」