君を想うとⅡ～Secret love～

最初はなぞるように。

だけど徐々に攻め込むように私の中に入ってくる桐谷慎の情熱的なキス。




「あっ…ふ…っ」





桐谷慎と何度キスをしても“慣れる”ことが私にはできない。




甘くてとろけそうな桐谷慎のキスは私を何も考えられなくさせてしまう。








そして…





私が彼の手に落ちたことを理解すると、

いつも悪魔はこう囁くんだ。





「高宮。
俺のこともキモチよくしてよ。」






セクシーで危険な彼の目に見つめられたら…もうアウト。






私はコクンとうなずいて、彼をギュッと抱きしめる。



そんな私を見て桐谷慎は満足そうに微笑む。






私のつむじにチュッとキスをすると


「高宮のテクで俺を天国に連れていってね♪」


イタズラっ子のように微笑んだ。