君を想うとⅡ~Secret love~
「ありがとう…、桐谷慎。」
少しあまのじゃくで見えにくい。
彼の優しさに素直にありがとうを伝えると
「感謝してるなら、カラダで返して?」
エロ魔神はイタズラっぽく私に微笑む。
――ホント…、素直じゃないんだから。
ハァとため息を吐いて、彼の頬にキスをすると
「…物足りない。」
ブスッとしながらそう言って。
「カラダで返すって……、こういうことだよ?」
ニヤリと笑って、私を再びベッドに押し倒した。
「ちゃんと話そう?
心と…カラダで♪」
そう言って笑う悪魔な天使に。
私は何度も何度も、真っ白なお気軽な天国に連れて行かれたのは…言うまでもない。