君を想うとⅡ~Secret love~


“隣にいることが当たり前じゃなく特別なコトなんだ…っていつも思っていたいから”




なーんて言ってたけど。

本当の所は自分のいない所で自分のテリトリーを侵されるのが、イヤなだけだと思う……。








ま。
そんなこんなで私たちは勝手にお互いの部屋を行き来することができないから…。



夜ならいると信じて突撃お宅訪問しよう。









「一応…連絡しといた方がいいのかなあ。」






カバンから携帯を取り出して、少し立ち止まったその瞬間。









キィ~っ、バタン!!!!!








「…え…っ!!!???」









私の隣に黒塗りのバンが止まり。

中から3人男達が出てくると…







私は口元に何かをあてられて。


それを吸い込んだ瞬間。







フッと意識が遠のいた。







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