君を想うとⅡ~Secret love~



「ちょっ…、冗談でしょ?早坂さん!!!」





身をよじって必死に逃げようともがいても、早坂さんの力には勝てず逃げることができない。








「冗談で…こんな頭のおかしなことできると思う?」









私の両手首を片手で押さえながら。
器用に片手でシュルリとネクタイを外すと早坂さんはフッと自嘲気味に笑う。









「君はイブじゃない。
イブとは赤の他人だってこともわかってる。」



「…早坂…さん…??」



「だから…
身代わりにするならちょうどいい。」



「…やっ、やだ!!
やめて!!早坂さん!!!!!」











早坂さんは私の両手首をネクタイでギュッと縛ると




「慎を慰めたみたいに…
俺もそのカラダで慰めてよ…。」





手首を押さえながら私の耳の中に、スッと舌を入れてきた。






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