君を想うとⅡ~Secret love~




二人の間に見えない火花がバチバチ当たる。










「あの~、部長。
そろそろ手ぇ、離してくれません?」



「だーめ。今離したら高宮のオッパイ、藤堂見ちゃうでしょ?」



「はぁっ!?
Vネック着せて伊織の谷間を男どもに見せつけてる張本人が何言ってんスか。」



「それとコレとは話が別でしょ?
俺はお前にだけは高宮のオッパイは見られたくない!!」











桐谷慎としゅーちゃんの間にも、低レベルな火花がバチバチ飛んでる。










わたし…、本当に助かるんだろうか……。

しかもこの人達、私を助ける気が本当にあるんだろうか……。









「だからタートルネック着せとけばこんなことには…!!」



「うるさいな~。
この状況ならVネックだろうとタートルネックだろうと同じコトだろ?」






な、何を言い合いしてるのよ!!

何をーっ!!!!!









2人のやり取りを聞きながら。

私は本当に不安になってきた。




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