君を想うとⅡ~Secret love~
もう…、どうしようもないのかもしれない。
二人が和解するには…時間がたちすぎている。
もう二人は…
イブが生きていた頃の二人には戻れないのかもしれない。
そう諦めかけていた時。
「あの~、ちょっと口出ししていいっスか?」
「「はあっ??!!」」
私の隣で事態を見守っていたしゅーちゃんが。
突然、右手を軽く上げて二人の闘いを中断させる。
…しゅ、しゅーちゃん!!??
この人はまた空気を読まずに~(涙)
突然の出来事に唖然とする男2人と頭を抱えるオンナ約1名。
そんな3人を気にも止めずにしゅーちゃんはツカツカと早坂さんに向かって歩いて行って。
早坂さんの肩にポンッと手を置くと
「俺、早坂さんの気持ちわかります!!」
と、何故か熱く語り始めた。