君を想うとⅡ~Secret love~



早坂さんはズイッと更に右手を突き出すと。




「慎、とりあえず一時休戦な?」






そう言って軽やかに笑う。







そんな早坂さんを見てフッと笑うと


「ま、龍がそんなに言うなら仲直りしてやらなくもないけど?」


ま~た、桐谷慎がカワイクナイコトを言って早坂さんを困らせる。








「お前な…!!」


「な~に~?」


「…~っ!!!!
ひねくれてんのにもホドがあんだよ!!!人が素直に謝ってんだろ!?
テメェも素直に謝りやがれ!!!」


「ハイハイ。
すみませんでしたー。」


「お、ま、え、は~!!!!!!」








顔を真っ赤にした早坂さんが桐谷慎の首根っこを掴んで殴ろうとした時。









「ん゛っ、んんーっ!!!!!!!」







「「ギャーーーっ!!!!!!」」









「ごめんね、龍♪♪」











桐谷慎は。

なぜだか早坂さんを引き寄せて。

彼の唇に甘~い甘~いキスを落とした。





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