君を想うとⅡ~Secret love~
どうしよう…
どうしよう…!!!!
後輩達の言葉を聞いて、身体中の血が凍りつく。
唇までが真っ青になって
必死の状態で理性を保つ。
私がしゅーちゃんの幸せを壊した。
水島さんからしゅーちゃんを奪った。
お腹の中の赤ちゃんからお父さんを奪った。
どうしよう…
どうすればいい??
どうすればこの罪を償える…??
酸欠状態の頭で
恐怖に震えながら、必死に耐えていると。
「オイ、高宮さん!!!
大丈夫…!!??」
人混みをかきわけながら
私を見つけたしゅーちゃんが私の肩をポンと叩く。