君を想うとⅡ~Secret love~
「そう、そこなんだよね~。」
俺はパチンと指を弾いて、藤堂を軽く指さす。
「…はあっ?」
ポカーンとする藤堂に向かって
「カラダだけじゃ意味がないんだよ。
高宮の全部をお前から奪わないと意味がない。」
ニッと笑って、これでもかってくらいの上から目線でアイツに向かって宣戦布告。
アイツは一瞬ボーゼンとしてたけど。
「…ふーん。
俺、部長のライバルとして認められたってコトっすか?」
状況を把握すると藤堂はフフンと笑う。