君を想うとⅡ~Secret love~


サッとエプロンをソファーの上に脱ぎ捨てると




「高宮~!!俺達ちょっと出かけてくるね~。」





ルンルンしながら私の腕を引っ張って。
強引にリビングの扉を開けてしまった。








えぇ~~っ!!??
なに、この人~っ!!!!!








そう思ったのは、あたしだけではなかったらしく。






「桐谷慎っ!!!??」






バタンッと扉を開けて。

伊織までが外に出てきてしまった。





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