君を想うとⅡ~Secret love~
情けなさと
恥ずかしさと
怒りを必死で押さえながらグッと手を握りしめてると。
センパイはまたまた空気を読まずにこんなことを言い出した。
「うん、そうだよ。気に入ったらすぐ手をだすお前が俺には完全ノータッチだったもんなあ。」
そう言ってウンウンと頷くと
「ちょーっと手が込んでてビックリしたけど…。
そんなに簡単に俺は騙せないぜ~!!」
ニッコリ嬉しそうに笑う。
それを見て。
私の思考回路は完全にプッツンした。