茜色
一条Side
メイド服を着ている優雅を見て
正直可愛かった。
だがそんな事は口が避けても言えない。
旬と優雅が言い合いをしているのをただじっと見ていた。
「蓮、こいつめっちゃ似合わねぇか??」
話をいきなり俺に振ってきたから少し驚いたが、
『あぁ、これで愛嬌振りまくるって………ブッ(笑)』
思わず笑ってしまった。
優雅がなんでそんな事言えるのか!
と言わんばかりに目を細くして俺を睨む。
怖、
でも怒るのも無理ないか。
優雅も女の子だしな、
どうせなら 可愛い って言ってもらいたいんもんな。