茜色


零という女が去っていった瞬間に杏莉と一緒に一条に忠告した。




屋上で神谷もよく絡まれるって言った。


あの子相当気合い入ってんナ。




あたしも頑張らないと……

ん?


何を頑張るんだ!?


あり得ない!!!


絶対あり得ない!!!



キーンコーン………


「お、昼休み終わったぞ。旬と杏莉、行こうぜ☆」

と神谷が言った。



もう あたしと蓮は屋上で必ずサボるのが日課になってしまっている。








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