茜色



「なぁ、ここの学園祭って、毎年恒例の行事があるのか?」


と神谷が口を開いた。


『あぁ、なんかあったな。何だっけ??』



「はぁ!?あんた忘れたの??あんたが次の日疲れ過ぎて倒れたあの行事だよ!」



あ…!

『高嶺の花大会……?』



「なんだそれ??すげぇ名前の大会だな。(笑)」


「旬、この大会は、高嶺の花のような男子、女子二名が目の前で告白をする、される大会。
名付けて
高嶺の花大会。」


と皆に説明する杏莉がまた口を開いた。


「この大会で私、仁と付き合ったの//」



杏莉は最高の思い出になったが


この大会で
去年はひどい目にあった…


めっちゃ人気の先輩男子から告られて、女子の先輩にめっちゃ脅迫された……。



今年は絶対に選ばれないように!!!










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