茜色




そんな出来事をよそに始まった学園祭



『ぅ。い…らしゃいませ?ごごごごごご主人様……?』


最悪………。




マジあり得ない。




「うぉ!あの優雅 茜だぞ!めっちゃレアだ!!」



あたしはレアじゃねえよ……。

今あたしがいつもの茜ちゃんモードだったら
こいつは
もうこの世にはいないね。



ん……?



そうか!!いつもの茜ちゃん毒舌モードでいいじゃん!!



そしたら客が来ないし暇ができる☆☆


茜ちゃんさえてるな☆☆


『ご主人様。ご注文はいかがなさいますか?』




「もちろん☆茜ちゃんが欲しい☆」


『申し訳ございませんが、それ以上言ったら絞め殺させていただきます☆』



どうだ……☆


これで負けだろ☆☆



「うぉ!めっちゃツンデレじゃね!?すげぇ☆茜ちゃん最高だわ!!!」






………くそ!!!



何故そうなる!!!



杏莉さん!接客しながらこっち見て笑うの止めて!!


マジで悔しいから!!!



あぁ゙〜逃げ場はないのか〜。。






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