茜色



「あっりがと。いっちじょの服っ、びっしょりだ………。」






『関係ねぇよ。それより気は済んだか?』




「うん。お陰さまで。
一条はなんで優しいんだ??」







これって……






うん。 言ってやろう。







『お前が………好きだから。』









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