茜色



凍り付くように固まった優雅。




『嘘だと思ってるだろ?言っとくけど、俺こんなに女と関わったのはお前だけだぞ。』






「嘘だ。人殺しの娘なんて……。みんな嫌う。」





こいつどんだけ辛かったんだ???





『マジだよ。俺はお前が好きなの。』




真っ赤にして俯く優雅。




今は返事は無理そうだから『いつでも返事まってるから、考えておけな?』




と言って

優雅を教室に戻していった。





< 136 / 329 >

この作品をシェア

pagetop