茜色
「ここが図書室であそこは………」
杏莉が説明をしている後ろであたしと梓と一条は付いていくだけ
途中で女子の視線が痛くなる――…
この広い学園案内を終えて
突然
梓がこんなことをいってきた
「ねぇ、今日さ、お弁当一緒に食べない?俺達の他にあと一人紹介したい人がいるんだ☆」
紹介したい人………
あぁなんか他のクラスにもう一人転校生が来たとか言ってたな。
「私は別にいいけど…茜は?」
んまぁ
杏莉ちゃんが良いんだったら今日ぐらいはね☆
『ok☆じゃあ屋上へGo!』