茜色
テスト!?
朝、何故かあたしは蓮さんに抱きしめられている。
『おぃ、一条。離せ』
「……うるせぇんだよ、朝っぱらから。黙って寝てろ。」
それじゃあ学校遅刻します。
朝食 ラーメン食べられなくなります。
そんなの絶対嫌だ!!!
『蓮ちゃん。ごめんね。これもあたしの為だと思ってね☆』
ドカッ!!!
「グホっ!!!」
あたしは一条の腹を殴り、『じゃあまた食堂で』
と言って一条を残し、部屋から出ていった。