茜色
食堂に着くと もう皆がいた。
「よぉ、茜ちゃん☆昨日のLOVEなNIGHTはどうだった?」
英語で言うな。梓。
『馬鹿。なんもしてねぇよ、お前みたいな軽い奴とは違うし。』
「だよねぇ。でもチュウぐらいはしたっしょ??」
あれって、チュウだよね??
『あたしの記憶が正しければ。した。』
きゃ☆可愛い☆
と顔を赤らめる杏莉。
あんたの方が可愛いよ。
「おぃ、茜。ラーメン食わねぇのか?」
神谷の質問で一気に目が覚めた。
『うん!!食べる☆あずちん、味噌ね☆』
「りょーか……って俺が作るんかぃ!!!」
梓特製味噌ラーメンは意外に美味しかった。
ちょうど食べ終わった時に
腹を抱えながら、一条が来た。
「おぃ?蓮。お前トイレは反対だぞ??」
神谷が心配そうに言うと、一条が
「いゃ、トイレじゃねぇ。こいつに腹を殴られた………」
一条が指差したのはもちろんあたし………