茜色



「茜!!あんた、勉強は!?」






『…………全くしてねぇ。』





ヤバイ!!満点取らないと退学………。



「お前、今日はちょっと旬に頼れ。」



と一条が言う。






はっ? なんで??



「旬は女の先生を口説くのは日常茶飯事なんだよ。そこら辺を上手くやれば、答え教えてくれた☆」






こいつっ………!!



もっと違う所で頭つかえよ!!






まぁ今日は仕方ない。




『梓さん。死ぬほど悔しいけど、宜しくお願いします。』



深々と梓にお辞儀をした。


ニヤっと梓が笑って

「今度いい女の子紹介してね☆☆」





『………はい。』


としか言えないし。







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