茜色



甘える………



確かにないかもね。



「いや、待て。茜はツンデレだ。デレの方を見れるかもしれねぇぞ。」


神やん……。



言っても、絶対見せないよ?


『いゃ、まずツンデレじゃないし。やめろ、この話やめましょう。』


と食べ掛けの弁当を食べ始めるあたし


自分の話で盛り上がったら恥ずかしいじゃん。


「茜が逃げたぁ〜〜(泣)」



泣くな 杏莉。

別の話題で盛り上がってくれたまえ。










――――――――――――――



授業が終わり、皆で帰ろうとしていた。


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