茜色
すると、あたしの隣にきて、抱き締めた。
『ぇ、あの蓮さん???』
「俺はお前の男だ。何があっても、お前の見方だし、守ってやる。」
つまり………
『何が言いたいの??』
「俺は、最近までお前がいない人生を送ってきた。だからお前の好きなものもわからねぇ。情けねぇんだよ。」
…………///
そういう事ね、
『あたしは、人の目を気にして、手放す男がキライ。周りとか家庭とか関係なくあたしを好んでくれる人間が好き。あと、ラーメンが大好き。。』
「うん。」
笑顔で聞いてる一条……
そういえば
あたしも 一条の事がわからない………
『なぁ蓮。』
「なんだよ。」
『あたしも蓮の過去を知りたい。教えて………。』
目を見開いて見つめる一条。
でも直ぐに真剣な顔になり、言った
「まぁ。お前みたいな複雑な人生は送ってないけど、結構人より苦難に生きてるぞ
んまぁ、今回は話してやる。」
『よろしく』
深呼吸をして口を開いた