茜色
「茜どうするの?あたしの友達に金井の仲間みたいな奴だから情報は一応仕入れといたけど……」
あぁ だから零もあたしの家庭の事情を知ってたんだ。
『で?その情報とやらをくれ』
「なんか、あいつは蓮君の存在が気に食わないらしい。隣町で、トリプルプリンスのファンクラブが出来たらしいの」
おい!!
この男子3人はドンだけモテるんだよ!!!
「それで最近、茜と蓮君が付き合い始めてたのがファンクラブの元にも伝わって、それを知った金井は、茜を取り返しに来たって言ってた。」
………金井め
『はぁ!?取り返す?あたしは物じゃないし!!!ふざけんなよ!!』
「おい!!姉さん……落ち着いて!!」
なんとかなだめる神谷
「お前の気持ちもわかるけど、今は冷静に考えろ。」
『あぁ。わかってる。』
あぁ………うぜぇ