茜色
『ただいまぁ………。』
あたしと蓮は直ぐに帰って来た。
寄り道したかったのに蓮が早く2人になりたいとか言い出して………
「おぉ、早かったな。今日はLOVEなHOTELに泊まって行くのかと思ってた☆」
梓…………
ムカつくんだけど?
「やめとけ、旬。これ以上言ったら、茜が怒り爆発するから(笑)
そういえば
茜と蓮。明日からこの寮に零が来ることになった。学園長に頼んで、許可を得たらしい。」
と 神谷が言った。
『マジ!?やったぁ!!!超嬉しいよ!!新しい仲間だ!!』
と杏莉と手を合わせて喜んでいた。
すると仁さんが
「お前、もう良いのかよ?アイツの事許せねぇんじゃねぇの?」
まぁ、そんなこともあったけど………
『あたし、今は全く気にしてない。あの子だって辛い過去があったからこそ、道を外しただけ。 それはあたしが誰よりも理解出来ると思うから』