茜色


全く分かっていないあたしに杏莉はきずいたのか、

「まったく……。あんたは鈍いんだから……。」

とバックの中から鏡をとって ほらっ、と、あたしの首を写してくれた


なんだこれ………?


紅い………?


ま、まさか!!!


『蓮ちゃん。あんた昨日……』


キスマーク付けただろ!!


「正解☆」


笑顔で言うな!!!


『お前はそれ程でもないけど、あたしは大変なんだよ!!』


他の人に見られたら…!!


「いいじゃん。減るもんじゃあるまいし。」


そうだけど!!!

< 225 / 329 >

この作品をシェア

pagetop