茜色



『とにかく!!あたしは3年の受験に向けても頑張らないといけないから!!勉強するの!!』




あぁ、そういうことか、

と理解する皆。



「おい、優雅。勉強するのはありがたい事だが、その前にHR始めるから、席に着け。」



気付いた時には、担任のよっちゃんが教卓の前にいた。



『はぁーい。わかりやした。』

と一旦皆解散し、1日の始め、HRが始まった―………




それから毎日、ダルい授業が終わり、昼休みにはいつものように屋上へ行き、また授業を受ける。



と言うのが、近頃慣れてきた―――――…。




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