茜色
『お〜。なんか良いじゃん☆』
あたしの目に入ったのは、リングとかネックレスとかではなくて、ちょっと大きめなくまのキーホルダー。
青いリボンがついていて、何か本を持っている。
リングだとサイズも調べないといけないから、こういう物の方がいいかも。
「茜、今杏莉から電話が来たから、ちょっとここ出るわ。」
と蓮は携帯を耳にあて、アクセサリーショップを後にした。
ナイスタイミング!!
今の内に買ってしまおう!