茜色




教室に入って、杏莉と梓のところへ向かった。






「よぉ☆茜と蓮。お前らなんか話してたの?」








『うん(゚_゚)(。_。) 意外に意気投合しちゃってさ(笑)結構面白かったよ☆』








ニカッと笑うあたしに対して


「意外とって事は俺はいつでも楽しくねぇみてぇじゃねぇか」






『だって、事実なんだから。文句言うんだったら、性格なおしてくださいな☆』





しばらく一条とやりとりをしていると梓が驚いた顔をして言った。



「なんか珍しいな。蓮が女の子と話をするなんて。」














そんな珍しい事なのか??





ただの人見知りってやつだな☆






あたしは話を変えて、

『ねぇ、神谷も連れて寮に戻ろうよ☆』




「うん☆そうだね☆旬たちは何寮かわかる?」













そう


この学園の寮は、


一般寮

特別寮とで分かれている。




特別寮は、
学園の有名な人間しか入れない寮だ。






ちなみにあたしは特別寮。

一応あたしもテストで満点取ってるしね☆





杏莉も特別寮。


美男美女カップルで有名だからさ、
















< 30 / 329 >

この作品をシェア

pagetop