茜色
教室に入って、杏莉と梓のところへ向かった。
「よぉ☆茜と蓮。お前らなんか話してたの?」
『うん(゚_゚)(。_。) 意外に意気投合しちゃってさ(笑)結構面白かったよ☆』
ニカッと笑うあたしに対して
「意外とって事は俺はいつでも楽しくねぇみてぇじゃねぇか」
『だって、事実なんだから。文句言うんだったら、性格なおしてくださいな☆』
しばらく一条とやりとりをしていると梓が驚いた顔をして言った。
「なんか珍しいな。蓮が女の子と話をするなんて。」
そんな珍しい事なのか??
ただの人見知りってやつだな☆
あたしは話を変えて、
『ねぇ、神谷も連れて寮に戻ろうよ☆』
「うん☆そうだね☆旬たちは何寮かわかる?」
そう
この学園の寮は、
一般寮
と
特別寮とで分かれている。
特別寮は、
学園の有名な人間しか入れない寮だ。
ちなみにあたしは特別寮。
一応あたしもテストで満点取ってるしね☆
杏莉も特別寮。
美男美女カップルで有名だからさ、