茜色








あたしは何故か中園に着いて行った。

さっきの言葉がとても暖かさを感じて…………









中園が立ち止まった場所は中園の家だった。








あたしをこの家に住ませたいと中園がお母さんに言っているのをあたしはじっと聞いているだけ………






最初はお母さんもびっくりしていたが



話を聞いているにつれ

涙をうかべながら、

了解してくれた。










それからあたしは中園家でお世話になり家族のように接してくれた中園家で、生活していた。












杏莉と出会ったのがこの時で


闇から光を差しのべてくれたのも杏莉だった。








月日がながれ






そして今に至る。―――

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