茜色



「なぁ、お前ら、昨日さ、昼、屋上に来た時、優雅と学一緒に来てなかったか?」




一条が言った。





『あぁ。あれは、なんかねぇ。うん☆』






「お前、主語ねぇし、勝手に自己解決してんじゃねえよ(笑) 学、何があったんだ?」





「こいつが男に絡まれてるから、助けてやっただけ。そん時の顔はマジマヌケな顔してたな(笑)」







『失礼だな!!!元からそう言う顔なんだからしょうがないじゃん!』



「まぁまぁ、落ちつけって(笑) 学も良い奴なんだけどな、自ら女は必要ねぇなんて、勿体ないな」







あぁ それはあたしも一条に同感だわ。







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