君がくれたもの
『そして親友も死んだ』


あたしはもう限界だった。

あたしはただ友達に裏切られ、人間なんか信用できないって言ってた。

でも先輩はあたしとはちがう。
理由が深すぎる。



同時に走り出してた。


『おいっ!りこっ!』





震えながら弱々しく叫ぶ先輩の声を無視して屋上を出た…。
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