可能性の種
当時の私は、短大に通っていました。
通信制高校では無い、同年代の友達と学生生活を送っていたんです。
でも私は変わった訳ではありません。
って思っていたのは私だけかも知れません。

彼女は短大生の私と距離を感じたのではないかと思います。
現実彼女の知らないキャンパスライフを過ごしていたから。
それは彼女の経験する事の無い世界。
私の事を考えてくれた結果かも知れません。

私は彼女とコンタクトを取ろうと手紙を書いたり、電話をしたり。
時には自宅まで行った事もあります。
でも…どうやってもコンタクトが取れない。

私はまだまだ彼女とイロイロな話をしたかった。
きっと彼女の忘れていた、残してきた『青春』の一部を共有していた自信があったから。
子供だって本当は苦手だけど…彼女の子供の成長は楽しみでした。
だって私の方が顔立ちが似ていたんですよ(笑)。

私は彼女と過ごした時間は、今でも大切な思い出として残っています。
もし死ぬ前に誰に会いたいって聞かれたら…彼女と彼女の子供に会いたい!
それは紛れも無い事実です。
会わなかった日々をいっぱい語り合いたいなぁ。
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