可能性の種

実は彼女、短大入学時からある男性に好意を持たれていました。
某工業大学の別の男性。
実際にこの男性は彼氏がいるのを分かっていながら…何度も何度も告白をしていたんです。
それでも、毎回毎回玉砕していたんです。

でも二人共に人間が出来ていましたね。
やはりサークルで関わらなければいけないんだから。
男性のが…よく我慢していたと思います。
本当にビックリするくらい、普通に接していたのは凄い！

で彼女が彼氏と別れたと知った男性は、彼女にもう一度告白をしたんですよ！
最初は彼氏と別れたばかりだし…相当悩んでいましたね。
でも男性の熱意を受け入れて、付き合う事にしたんです。
ちょうど２年の秋か冬になる前だったかな？

実は数年前に事情があり、彼女に電話をしたんです。
彼女…その男性と結婚していました☆
最初に苗字を言われた時はピンっと来なかったんですが、男性の苗字だったんですね。

男性の一途な思いが実を結んだ形ですね。
所謂｢青春｣を賭けて好きになった彼女に振られても振られても…告白をし続けた。
なんか凄く幸せになって欲しい。
ほのぼのする彼女と男性の話でした。