Simply
I LOVE……
(何時にくるんだろ)
ダイニングテーブルに座って、ケータイをことんと置いた
それと同時に鍵があく音がする
アタシが玄関をのぞくと、あこが驚いた顔を上げた
「あれ?早いね!今日最終日だから飲み会でもあるかと思ってた」
ハラコのゼブラ柄パンプスを脱いであがってくる
「あこ、その靴買ったの?めっちゃかわいい」
「こないだ買った
来週ある医学部との合コンに履いていくの
だから今慣らし中」
「え?医学部??聞いてない」
「最近学校に来てないんだから、そりゃそうでしょ」
リビングのソファーにかばんを置くあこ
「どうせ、ちひろは行かないでしょ?」
「え?なんで?」
「なんでって……どう考えてもあんたの男は合コンなんて行かせてくれないでしょ」
「でも、あこは行くんでしょ?あこだって彼氏いるじゃん」
「別に行きたいなら数に入れるように言っておくけどさあ……
ばれても知らないよ?」
「ばれないよ」
『浮気するつもり?』
「浮気じゃないってば」
笑いながら返事をして…………気づく
ダイニングテーブルに座って、ケータイをことんと置いた
それと同時に鍵があく音がする
アタシが玄関をのぞくと、あこが驚いた顔を上げた
「あれ?早いね!今日最終日だから飲み会でもあるかと思ってた」
ハラコのゼブラ柄パンプスを脱いであがってくる
「あこ、その靴買ったの?めっちゃかわいい」
「こないだ買った
来週ある医学部との合コンに履いていくの
だから今慣らし中」
「え?医学部??聞いてない」
「最近学校に来てないんだから、そりゃそうでしょ」
リビングのソファーにかばんを置くあこ
「どうせ、ちひろは行かないでしょ?」
「え?なんで?」
「なんでって……どう考えてもあんたの男は合コンなんて行かせてくれないでしょ」
「でも、あこは行くんでしょ?あこだって彼氏いるじゃん」
「別に行きたいなら数に入れるように言っておくけどさあ……
ばれても知らないよ?」
「ばれないよ」
『浮気するつもり?』
「浮気じゃないってば」
笑いながら返事をして…………気づく