Simply
「どうしたのマキちゃん、ドレス着て」
ちづるさんのお客さんがアタシを見て驚いた声をあげた
「似合う?これね、今日ちづるさんに借りたの、セクシー?」
顔を傾けてお客さんに目を細めて見せる
「セクシーセクシー、背中見せて」
そのリクエストにアタシは座ったまま体を横向けて後ろを見せると、「どうどう??」なんて得意顔
「いやらしー!後ろから襲いたい」
冗談まじりにいうお客さんにアタシは前に向き直ると
「や~ん、それいいかもォ!」
と鼻にかかった声を出した
お客さんが笑いながら、ちづるさんに聞く
「マキって、こんなキャラだっけ??」
ちづるさんもアタシを見て困った顔
「あ~…、こりゃ、飲んだね」
閉店間際になってくると、店内のお客さんの数が少し減ってママがやってくる
「マキ、あんた、もう今から笑ってるだけでいいから」
「ええ!なんで??」
「口開くと変なことばっかり言うからよ」
「変なことって例えば」
「マキ!」
ママが人差し指を口に押し当ててしーっとアタシの言葉をさえぎる
お客さんはそんなアタシとママのやり取りを興味津々の目をして眺めていた
「何?マキ、酔うとどうなんの?」
お客さんがアタシをまじまじと見つめている
アタシは顔を突き出して目を瞑ると口を尖らせた
ちづるさんのお客さんがアタシを見て驚いた声をあげた
「似合う?これね、今日ちづるさんに借りたの、セクシー?」
顔を傾けてお客さんに目を細めて見せる
「セクシーセクシー、背中見せて」
そのリクエストにアタシは座ったまま体を横向けて後ろを見せると、「どうどう??」なんて得意顔
「いやらしー!後ろから襲いたい」
冗談まじりにいうお客さんにアタシは前に向き直ると
「や~ん、それいいかもォ!」
と鼻にかかった声を出した
お客さんが笑いながら、ちづるさんに聞く
「マキって、こんなキャラだっけ??」
ちづるさんもアタシを見て困った顔
「あ~…、こりゃ、飲んだね」
閉店間際になってくると、店内のお客さんの数が少し減ってママがやってくる
「マキ、あんた、もう今から笑ってるだけでいいから」
「ええ!なんで??」
「口開くと変なことばっかり言うからよ」
「変なことって例えば」
「マキ!」
ママが人差し指を口に押し当ててしーっとアタシの言葉をさえぎる
お客さんはそんなアタシとママのやり取りを興味津々の目をして眺めていた
「何?マキ、酔うとどうなんの?」
お客さんがアタシをまじまじと見つめている
アタシは顔を突き出して目を瞑ると口を尖らせた