Sweet silent night


彼の手は次第に下に降りて、十分に潤った私の中に入ってきた。


「あっ」


自然と甘い声がこぼれてしまう。


「…ここがいいんだ?」


意地悪そうに彼が笑って、指の動きを激しくする。


勝手に体が仰け反るし、勝手に口から洩れるのは私の声じゃないし…
私が私じゃないみたい。


「いいよ、気持ち良くなって。
ちゃんと見ててあげるから」


…そういうの、ホントにズルいなぁ。


愛撫されながら舌を絡められると、あっけなく果ててしまった。


< 18 / 48 >

この作品をシェア

pagetop