【短編集】砂糖をかけたみたいに







「で、放課後湊を中庭に呼び出して欲しいんだけど」







湊は俺達と仲のいい友達&クラスメイト。

めっちゃ細くて背は高いけど顔可愛い。

ショートで毛先がくるくるした髪にくりくり丸い目。

俺らの高校は私服OKな学校だからいつもジーンズだけど、スカート履いたら絶対似合う!

そんな可愛い(やべ、心の声丸出し!)女なんだけど。

俺がアイツのことごにょごにょなのは亮太しか知らないこと。

だから俺は土下座する勢いで頼んでるわけ。








なのに、

「え、めんど」

この薄情ものぉぉぉ!!

「…カツサンドおg「のった!」

食い意地はってやがる!

さすがは男子高校生だなオイ。







何はともあれ、準備はできた!





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