【短編集】砂糖をかけたみたいに






そして、14日。

松田先輩からバイト先を聞いて桐真に黙って来ちゃった。

ここのバー、昼はカフェらしくて結構賑わうらしい。(そしてその原因が言わなくてもわかるだろうけど無駄にイケメンな先輩の所為)

窓の外から覗いてみる。

あ、いた。
















………本当、桐真も無駄にイケメンだ。

バイトの制服似合ってるし!

腰に巻くタイプのエプロン可愛いし!

というか桐真自体女の子よりも可愛いし!

女の子群がってるよ…。









「お、美夜ちゃん」

桐真を食い入るように見つめていたあたしはその声に顔をあげた。




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