【短編集】砂糖をかけたみたいに






「準備できたから、おいで、美夜ちゃん」

あたしはソファやらロッカーの置かれた質素な部屋で椅子に腰掛けて待っていた。

落ち着かない…。

そわそわと手に持った紙袋の紐をぐるぐると指に巻いてほどくのを繰り返してた。

そうして数分ののち、店の外で声をかけた人に呼ばれた。

また彼に着いていくと…































「はぁ!?み、美夜!?」

驚きすぎて口が開いたままの間抜けな顔した彼氏様に叫ばれた。




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