【短編集】砂糖をかけたみたいに








「陽太、また告ったの!?」

「おう・・・」








青と黒のグラデーションが美しい夕暮れ空の下。

大学の帰りで重い足を必死に動かして着いたマンションの5階。

私はどす黒いオーラを纏うヤツと遭遇してしまった。








その彼の手にはしっかりとビール。

また飲む気なの・・・。

諦めて、家に通した。







.
< 57 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop