【短編集】砂糖をかけたみたいに








もう真っ暗。

結局昼のことを引きずって、失敗しまくった所為でレポート提出が遅れてしまった。

最悪・・・。

なんでこうなるのよ。

ばーか。








もういい、やけ食いしよう。

かつかつとヒールを鳴らして自分の部屋へ・・・あれ?

明かりついてる・・・?

やだ!なんで!?

空き巣??








怖い、怖い、どうしよう・・・。

ばっと見た隣の部屋は暗闇。

「っ・・・」

アイツはどうせあの美人さんといちゃいちゃしてるのよ!

助けなんて・・・呼べないんだから。








冷静に考えれば、バカな行動だったと思う。

おそるおそる自分の部屋のドアを開けるなんて。






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