Voice〜彼の声〜
創ちゃんの部屋は適当に片付けられ、小綺麗な部屋だった。
「適当に座ってて」
そう言うと部屋から出ていった。
残された私は心臓がバクバクで、どうしたらいいのか頭が混乱している。
適当にって…床でいいかな?と悩み、とりあえず床に座る。
「床、冷たいからベッドに座っていいよ」
マグカップに入った温かなココアを渡される。
「う、うん…ありがと」
ココアを受け取り、ベッドに腰掛ける。
創ちゃんも隣に腰掛けてきた。
ヤバイ…緊張するよ。