Voice〜彼の声〜

｢しばらく美嘉、学校来ないよ｣


｢えっ？どうして？…まさか俺のこと避けてる!?｣


｢自意識過剰！｣


｢冗談だろ。それよりどうして来ないんだよ？｣



俺の質問に橘は答えることはなかった。



言えない何か理由があるんだろうけど、その態度が余計に知りたい気持ちにさせた。



でも、誰も香坂の休んでる理由は知らなかった。




ただ一部を除いては…。