もう一度 君に会えたら
「何もしてねーよ。親の勝手で学校変えられたの。結構遠いから、オマエとも遊べなくなるね」
「遠いの?」
「うん、かなり」
「会いに行けないの?」
「不便な所だし、俺もコッチ戻って来ることないだろうし」
「私たち、別れるの・・・?」
さすがに浩子も黙ってなかった。
いつもと違って質問を投げかけてくる。
あー、でも。
それはそれでダルイんだよね。
俺ってワガママ。
「・・・ってか付き合ってたの?俺ら」