もう一度 君に会えたら
「何…?不服?」


「いやぁー。設計は信用してるから後でじっくり見せてもらうよ」


「じゃぁ何んだよ」



訝しげにタケを見つめる俺。


予算の事?



あのさぁ…、とタケが軽くため息を付きながら口を開く。




「彼女、作んないの?」



あまりにも唐突な話題で、俺は自分の耳を疑った。



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